【ローソク足①】プライスアクション

てばこ

今日はプライスアクションの話よ～！

てばお

なんですか？プライスアクションって・・・

てばこ

プライスアクションってのは、インジとかオシレーターとかそういう話じゃなくて、値段の動きのみに注目して状況判断をすることよ！

てばお

ええと、たとえばドル円が暴落して110円が100円になったら、キリ番（きりのいい数字）でみんな買い支えるだろうし、一気に下がりすぎてこれ以上は厳しいだろうから買い！みたいな？

てばこ

たしかに値動きに注視してるけど、それはただの値ごろ感で売買してるだけね！

てばお

えー、違うんですか？

てばこ

ま、とりあえず説明していくわよ～

プライスアクションはローソク足を利用します

てばこ

まずローソク足の説明だけど・・・基礎の部分はスルーするわよ！

てばお

えっえっ？

てばこ

多少トレード経験のある人向けに書いているから、始値とか終値とかがわからないって人は別で調べておいてちょうだいね！

てばお

はいっ！

てばこ

じゃあとりあえず基本的なというか、実践で使えるローソクの足のフォーメーションを説明していくわねっ

コマ足＆十字線

てばこ

この2種類は意味もほぼ同じだからまとめちゃうわ。出現するのは相場が迷ってる時ね！

てばお

はい、上下に均等なヒゲと実態が小さいローソク足ですね

てばこ

で、これはなんでここで出現したのかしら？

てばお

え？なぜここで？

てばこ

次の画像をみればわかりやすいかもしれないわね

てばこ

どうかしら？ちょうど前の波の真ん中あたりで出てるのがわかるわね

てばお

あ、ホントだ！ちょうど下からと上からの勢力がぶつかるところですね！

てばこ

で、なにが言いたいかって言うと、プライスアクションって、どこでも出現すれば良いわけじゃなくて、自分がめぼしをつけている抵抗帯付近で発生することが大事なのよ

てばお

えっ？そうなんですか？

てばこ

どうしてかっていうと、抵抗帯もプライスアクションもたくさんの根拠の中の1つにしか過ぎないのよ。コマ足がでたから迷ってる！って決めつけるのは良くないわ。実際どこにでも出る時はでるから、複数の根拠との組み合わせが大事ね

てばお

はいっ！覚えました！

ハンマー＆ハンギングマン

てばこ

これはちょっとややこしいのよね、どっちも下ヒゲが長くて、実態が上にあるんだけど、下降トレンド中にでるのがハンマー、上昇トレンド中にでるのがハンギングマン

てばお

むむ！ややこしいですね！

てばこ

だけど覚えなくていいわ！私も使ったこと無いから。というか会話で「ハンギングマン出た」とかいう人とはあんまりかかわりたくないわねぇ・・・いろいろと細かそうで

てばお

ではトレード仲間とはどんな感じに話してるんですか？

てばこ

単に、「下ヒゲ長いの出た」とか「下ヒゲ長いローソク」でいいのよね。

てばお

ああーーー！本当にそのまんまっ！

てばこ

で、意味なんだけど、底値でハンマーでたら上昇サインなんだけど、高値でハンギングマン出たら一般的に下降サインなんだけど信憑性は薄いわね。高値ではハンギングマンよりも上ヒゲ長いローソクがでたほうがよっぽどマシね

てばお

えっえっ？

てばこ

まあようするに、底値では下ヒゲ長いローソク、高値では上ヒゲが長いローソクがいいってことよ！

てばこ

こんな下ヒゲがでるのは悪くないわね～

てばお

これって陰線でも陽線でもかまわないんですか？

てばこ

ああ、その辺はそんなに気にしなくていいわよ、そりゃあ底値なら陽線ほうが心強いけど、大事なのは他の抵抗帯と合わせてでてるかってとこね～

てばこ

ちなみにこれは上ヒゲ長いパターンね！こういう風に連発してでてくるところは大抵上位足で抵抗帯があったりするところね！ここは硬いわよ

てばお

あの、一応正式名称は・・？

てばこ

よくわかんないわね～！外人はbearish(弱気の)ハンマーとは言うけど、基本的に日本人同士なら「上ヒゲでた」とか「上ヒゲ長いローソク」じゃないと会話じゃ伝わらないわよ～！

てばお

あ、そんなんでいいんですね・・・

てばこ

正確に伝わってなんぼよ～！名称よりも内容が大事ね～！

大陽線＆大陰線

てばこ

大陽線＆大陰線ってのはようするに長い陽線と陰線のことなんだけど、一般の解釈では例えば大陰線がでたら下に勢いが強いって意味じゃない？

てばお

はい、それくらいなら聞いたことあります

てばこ

でも実際にその解釈だとサインとしてはあんまり使えないのよねぇ

てばお

ええーーー！

てばこ

上のチャートの大陰線は、これあきらかにニュースがでたところよね。

てばお

あ、多分トランプ大統領がなんか言ったとこみたいですね

てばこ

そんな発言は一時的なものだから、たとえ大陰線がでたからってその後も伸びるってことは正直少ないわね。あと・・

てばこ

これは大陰線ができるメカニズムなんだけど、①の直近安値を意識して、その後も何回かそこで下落が止まってるわよね。つまりこの辺りにロングのロスカットが溜まってるってことよ

てばお

はい、それでそのロスカットを巻き込んだので②の大陰線ができた感じですね

てばこ

つまりロスカットをもうたいらげちゃったからこの後下がるためには別のエネルギーがほしいところよね。実際一回大きく反発食らっちゃってるもの

てばお

あ、ほんとだ。もう一度下落するまでに少し充電時間がかかってますね

てばこ

そうなのよ、だから大陰線が出る場所によっては伸びないどころか反発するから、気をつけないといけないわね

てばお

はいっ！

てばこ

まあ個人的な使い方としては、例えばロングをもっていて上にいったんだけど、利確目安の場所を勢いよく超えたからポジション持ったままにした時に、さらにダラダラ上がって利益確定するポイントがわからないって時に大陽線がでたら、とりあえずどっかのロスカットに当たって伸びた可能性高いから、一旦上へのエネルギーは使ったってことで利確するわね。大陽線とか大陰線はそんな感じの使い方かしらね～

てばお

なるほど～、単に表面上ではなく、「なぜ大きなローソクできたのか」を考えて相場を読むんですねぇ・・・